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ただし、往々にして要約しすぎて意味不明になる。
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検索結果 (69)
クリア- 原発性免疫不全症候群
生まれつき免疫系のいずれかの部分に欠陥がある疾患の総称。
遺伝的な要因により、細菌やウイルスに対する抵抗力が極端に低下する。
繰り返す感染症が特徴で、早期発見と適切な免疫補充療法が重要となる。
- 猫後天性免疫不全症候群
猫免疫不全ウイルスへの感染により、免疫機能が徐々に低下していく疾患。
猫エイズとも呼ばれ、主に喧嘩による噛み傷から唾液を介して感染が広がる。
発症すると口内炎や日和見感染症を繰り返し、最終的には死に至ることもある。
- B細胞
適応免疫において、抗体を産生する役割を担うリンパ球の一種である。
骨髄で生成・成熟し、特定の抗原を認識すると形質細胞へと分化して抗体を放出する。
一部は記憶B細胞として体内に残り、同じ病原体の再侵入に対して迅速に反応する。
- B細胞受容体
B細胞の表面に存在する、特定の抗原を認識して結合するためのタンパク質である。
膜結合型の免疫グロブリンと、信号伝達を担う分子の複合体で構成されている。
抗原が結合すると細胞内に信号が送られ、B細胞の活性化や増殖、分化が誘導される。
- DP2受容体
プロスタグランジンD2が結合する受容体で、以前はCRTH2と呼ばれていた受容体である。
Th2細胞や好酸球に発現し、アレルギー反応における炎症細胞の遊走や活性化を促進する。
喘息やアレルギー性鼻炎の治療を目的とした、DP2受容体拮抗薬の研究が進められている。
- Dの遺伝子
抗体やT細胞受容体の重鎖を構成する、多様性(Diversity)を担う遺伝子断片。
V(D)J遺伝子再構成において、V断片とJ断片の間に挿入され、抗原結合部位の多様性を高める。
適応免疫系が未知の病原体に対して柔軟に対応するために不可欠な仕組みの一部である。
- Fas受容体
細胞表面に存在するタンパク質で、細胞死(アポトーシス)を誘導するシグナルを伝える受容体。
Fasリガンドが結合することでシグナルが伝わり、カスパーゼの活性化を引き起こす。
免疫系の恒常性維持や、がん細胞の排除、自己免疫疾患の発症メカニズムにおいて重要な役割を果たす。
- Fc受容体
抗体のFc領域と結合し、免疫細胞にシグナルを伝える受容体である。
食細胞による貪食の促進や、NK細胞による抗体依存性細胞傷害などを引き起こす。
感染防御において重要な役割を果たすほか、抗体医薬の薬効発現メカニズムにも深く関わっている。
- M細胞
腸管のパイエル板などの濾胞随伴上皮に存在し、抗原の取り込みを専門とする特殊な上皮細胞。
腸管腔内の細菌やウイルスなどの抗原を取り込み、基底膜側の免疫細胞へ受け渡す役割を持つ。
粘膜免疫応答の開始において重要だが、一部の病原体の侵入経路としても利用される。
- NOD様受容体
細胞質内に存在し、病原体由来の分子や細胞の損傷シグナルを検知する細胞内受容体の総称。
自然免疫系において重要な役割を担い、インフラマソームの形成を通じて炎症反応を誘導する。
クローン病などの自己炎症性疾患の発症メカニズムに深く関わっていることが知られている。
- PFAPA症候群
周期的な発熱、アフタ性口内炎、咽頭炎、頸部リンパ節炎を主症状とする小児の自己炎症性疾患。
数日から1週間程度続く発熱が数週間おきに規則正しく繰り返されるのが特徴で、原因は未解明である。
成長とともに自然軽快することが多いが、症状緩和のためにステロイド投与や扁桃摘出が行われる。
- Pork–cat 症候群
猫のフケに対するアレルギーを持つ人が、豚肉を摂取した際にアレルギー反応を起こす交差反応性疾患。
猫の血清アルブミンと豚の血清アルブミンの構造が似ているため、免疫系が誤認することで発生する。
豚肉を食べてから数分から数時間以内に、蕁麻疹や腹痛、重篤な場合はアナフィラキシーを引き起こす。
- Raji細胞
バーキットリンパ腫患者から樹立されたヒトB細胞由来の連続細胞株。
表面に補体受容体やFc受容体を持ち、免疫学の研究で広く利用される。
免疫複合体の検出やウイルスの感染実験など、バイオテクノロジー分野で重要な役割を果たす。
- Th17細胞
インターロイキン17を産生し、主に細胞外細菌や真菌に対する防御を担うヘルパーT細胞。
好中球の遊走を促進して炎症反応を誘導するが、過剰な活性化は自己免疫疾患の原因となる。
乾癬や関節リウマチなどの病態に関与しており、治療薬の標的としても注目されている。
- Th1細胞
インターフェロンガンマなどを放出し、細胞内寄生体に対する免疫応答を主導するヘルパーT細胞。
マクロファージを活性化して細胞性免疫を強化し、ウイルス感染や結核菌への防御に働く。
免疫バランスがTh1側に偏りすぎると、遅延型アレルギーや一部の自己免疫疾患を引き起こす。
- Th2細胞
インターロイキン4などを産生し、寄生虫感染への防御や抗体産生を助けるヘルパーT細胞。
B細胞の分化を促進して液性免疫を主導するが、過剰な反応は即時型アレルギーの原因となる。
花粉症や喘息などのアトピー性疾患において、その活性化が病態の形成に深く関わっている。
- Toll様受容体
病原体特有の構造を認識し、自然免疫を起動させる細胞表面や内部の受容体。
細菌の成分やウイルスのRNAなどを検知して、炎症性サイトカインの産生を誘導する。
獲得免疫への橋渡し役としても重要であり、ワクチン開発や創薬の標的として研究されている。
- T細胞
リンパ球の一種で、胸腺で成熟し、適応免疫において中心的な役割を果たす免疫細胞。
表面の受容体で抗原を認識し、他の細胞への指令や感染細胞の直接攻撃を行う。
役割によりヘルパーT細胞やキラーT細胞などに分類され、体内の異物排除を高度に制御する。
- T細胞受容体
T細胞の表面に存在し、主要組織適合遺伝子複合体(MHC)上の抗原を認識するタンパク質。
遺伝子再構成によって膨大な種類の抗原に対応可能であり、免疫の特異性を決定づける。
抗原との結合をきっかけに細胞内へ信号を伝え、T細胞の活性化や分化を引き起こす。
- Β細胞
抗体産生を担う免疫細胞であり、リンパ球の一種である。
骨髄で生成・成熟し、特定の抗原を認識して増殖・分化する。
最終的に形質細胞となり、抗体を放出して液性免疫を司る。
- ΓδT細胞
T細胞受容体としてγ鎖とδ鎖を持つ、特殊なT細胞の集団である。
主に皮膚や粘膜に存在し、抗原提示を介さず迅速に反応する。
自然免疫と獲得免疫の橋渡し役として、感染防御や腫瘍免疫を担う。
- なまけもの白血球症候群
好中球の遊走能が低下し、細菌感染を繰り返す非常に稀な免疫不全症。
細菌が侵入しても白血球が現場に素早く移動できないため、防御が機能しない。
先天的な疾患であり、繰り返す皮膚感染症や歯肉炎などが主な症状である。
- インターロイキン-15受容体
免疫細胞の活性化に関わるサイトカイン、インターロイキン-15を受け取る受容体。
NK細胞やT細胞の生存と増殖を助け、ウイルス感染やがんに対する免疫を強化する。
免疫療法への応用が期待される一方で、自己免疫疾患の悪化に関与する場合もある。
- インターロイキン-17受容体
炎症を引き起こすサイトカイン、インターロイキン-17が結合する受容体。
細菌や真菌に対する防御反応を促すが、過剰になると組織破壊や慢性炎症を招く。
乾癬や関節リウマチなどの自己免疫疾患の治療において、重要な治療標的となっている。
- インターロイキン-23受容体
Th17細胞の維持と増殖に関わるサイトカイン、インターロイキン-23の受容体。
慢性的な炎症反応の持続に寄与し、炎症性腸疾患などの病態に深く関わっている。
この受容体を介した信号を遮断する抗体医薬が、難治性の皮膚疾患などで成果を上げている。
- インターロイキン-2受容体
T細胞の増殖に不可欠な因子であるインターロイキン-2を認識する受容体。
免疫応答の強さを調節する司令塔のような役割を果たし、免疫抑制や活性化に関わる。
臓器移植後の拒絶反応抑制や、がんの免疫療法において重要なターゲットとなる。
- カンナビノイドCB2受容体
主に免疫細胞や末梢組織に分布する、カンナビノイド受容体の一種。
免疫系の調節や炎症反応の抑制に関与しており、脳内での発現は限定的とされる。
精神作用を伴わずに抗炎症効果を得るための、新しい薬物治療の標的として注目されている。
- キメラ抗原受容体
がん細胞を特異的に認識して攻撃するように、T細胞を遺伝子改変した人工的な受容体。
患者自身の免疫細胞を強化して体内に戻す「CAR-T細胞療法」の核となる技術である。
従来の治療が困難だった血液がんなどに対して、劇的な治療効果を示すことが確認されている。
- ギラン・バレー症候群
免疫システムの異常により末梢神経が攻撃され、急激に手足の筋力が低下する疾患。
先行する感染症の後に発症することが多く、重症化すると呼吸困難に陥ることもある。
多くの場合、適切な治療とリハビリテーションによって数ヶ月から1年程度で回復に向かう。
- グッドパスチャー症候群
肺胞と腎糸球体の基底膜に対する自己抗体が生じ、肺出血と腎不全を引き起こす疾患。
急速進行性糸球体腎炎の一種であり、早期に適切な治療を行わないと予後不良となる。
血漿交換療法や免疫抑制剤による抗体の除去が主な治療法である。
- ケモカイン受容体
細胞の移動を誘導するタンパク質「ケモカイン」と結合する、細胞表面の受容体。
免疫細胞の遊走や炎症反応の制御において中心的な役割を果たす。
HIVが細胞内に侵入する際の補助受容体としても機能することが知られている。
- サイトカイン放出症候群
免疫細胞が過剰に活性化し、炎症性物質が大量に放出されて全身に深刻な症状が出る状態。
高熱や血圧低下、多臓器不全を招き、がんの免疫療法(CAR-T療法など)の副作用として知られる。
重症化すると生命に関わるため、ステロイド等による迅速な管理が不可欠である。
- シェーグレン症候群
涙腺や唾液腺などの外分泌腺が攻撃され、乾燥症状を引き起こす自己免疫疾患。
ドライアイやドライマウスが主な症状で、中年女性に多く発症する傾向がある。
全身の臓器に影響が及ぶこともあり、対症療法を中心とした長期的なケアが必要となる。
- スティッフパーソン症候群
全身の筋肉が進行性に硬直し、強い痛みを伴う痙攣が生じる稀な神経疾患。
自己免疫的な機序が関与しており、抗GAD抗体が陽性となることが多い。
光や音などの刺激で症状が悪化しやすく、日常生活に著しい支障をきたす。
- チェディアック・東症候群
免疫細胞の機能異常により、感染を繰り返しやすくなる稀な遺伝性疾患。
白子症(アルビニズム)や神経障害を伴い、細胞内に巨大な顆粒が見られるのが特徴。
根本的な治療には造血幹細胞移植が必要であり、早期の対応が求められる。
- ナイーブB細胞
骨髄で生成された後、まだ一度も特定の抗原と出会っていない未熟なB細胞。
リンパ節などの二次リンパ器官を巡回し、外敵の侵入を待ち構えている。
抗原を認識すると活性化し、抗体を産生する形質細胞へと分化する。
- ナチュラルキラーT細胞
T細胞受容体とNK細胞のマーカーを併せ持つ、特殊な免疫細胞の一種。
糖脂質抗原を認識し、大量のサイトカインを放出して免疫反応を迅速に調節する。
がん免疫や自己免疫疾患の制御において、橋渡し役として重要な機能を担う。
- ナチュラルキラー細胞
抗原提示を必要とせず、異常な細胞を直接攻撃する先天免疫の主要な細胞。
ウイルス感染細胞やがん細胞を早期に発見し、殺傷する能力を持つ。
体内の防衛線として、健康維持に極めて重要な役割を果たしている。
- ナチュラルヘルパー細胞
脂肪組織などに存在し、寄生虫感染やアレルギー反応に関与するリンパ球の一種。
抗原特異性を持たず、サイトカイン刺激に反応して速やかに働き始める。
現在は「2型自然リンパ球(ILC2)」という分類名で呼ばれることが多い。
- パターン認識受容体
病原体に共通する特徴的な構造を感知する、生体に備わったタンパク質。
自然免疫系において、細菌やウイルスなどの侵入をいち早く察知する役割を持つ。
TLR(トール様受容体)などが代表例で、免疫応答の開始に不可欠。
- パネート細胞
小腸の隠窩の底部に存在する、免疫機能を担う特殊な細胞。
リゾチームやディフェンシンなどの抗菌ペプチドを分泌し、腸内細菌叢を調節する。
腸管感染症の防御や、腸の幹細胞の維持に重要な役割を果たす。
- フィッシャー症候群
ギラン・バレー症候群の亜型で、眼球運動障害、運動失調、腱反射消失を三徴とする。
先行する感染症の後に自己免疫反応が起き、末梢神経が障害されることで発症する。
多くの場合、数ヶ月以内に自然回復する予後良好な疾患として知られている。
- ブースター効果
体内に一度形成された免疫機能が、再度の刺激により活性化する現象。
追加のワクチン接種などにより、抗体価が短期間で急激に上昇する。
感染症の予防効果を長期間維持するために重要な役割を果たす。
- ホスホリパーゼA2受容体
腎臓の糸球体などに存在し、特定の酵素と結合するタンパク質。
成人の特発性膜性腎症における主要な自己抗原として特定されている。
この受容体に対する自己抗体を測定することで、診断や治療効果の判定に利用される。
- メモリーB細胞
過去に侵入した抗原を記憶し、再感染時に迅速に抗体を産生する免疫細胞。
一度目の免疫応答で形成され、長期間にわたって体内に生存し続ける。
ワクチンの効果を維持するための鍵となる細胞であり、獲得免疫の中核を担う。
- メモリーT細胞
過去に遭遇した抗原を記憶し、再感染時に速やかに攻撃を開始するT細胞。
ヘルパーT細胞やキラーT細胞から分化し、体内で長期間待機する。
感染症に対する長期的な免疫記憶を形成し、二度目の感染を防ぐ重要な役割をたす。
- ラングハンス巨細胞
複数のマクロファージが融合してできた巨大な細胞である。
結核などの肉芽腫性炎症において特徴的に見られる。
異物や病原体を貪食し、免疫応答に関与する。
- ランゲルハンス細胞
皮膚の表皮に存在する免疫細胞の一種で、樹状細胞に分類される。
抗原を捕捉し、リンパ節に移動してT細胞に提示する役割を持つ。
皮膚免疫の最前線で、アレルギー反応などに関与する。
- ランバート・イートン症候群
神経筋接合部の機能障害により筋力低下をきたす自己免疫疾患である。
多くは肺がんなどの悪性腫瘍に合併して発症する。
特に下肢の筋力低下や自律神経症状が見られる。
- レフラー症候群
肺に一過性の浸潤影が現れ、末梢血中の好酸球が増加する疾患。
寄生虫感染や薬剤に対するアレルギー反応が主な原因とされる。
症状は比較的軽く、多くは数週間以内に自然に改善する。
- 制御性T細胞
免疫反応を抑制し、過剰な攻撃や自己免疫疾患を防ぐ役割を担うT細胞の一種。
免疫系のブレーキ役として機能し、生体の恒常性維持に不可欠な存在である。
癌治療においては、この細胞の働きを抑えることで免疫力を高める戦略が研究されている。
- 口腔アレルギー症候群
特定の果物や野菜を食べた直後に、口の中に痒みや腫れが生じるアレルギー反応。
花粉症患者に多く見られ、花粉と食物のタンパク質構造が似ているために起こる。
重症化するとアナフィラキシーショックを引き起こす可能性もある。
- 可溶性インターロイキン-2受容体
細胞膜から切り離されて血液中に溶け出したインターロイキン-2の受容体。
T細胞が活性化される際に放出されるため、免疫系の活性化状態を示す指標となる。
悪性リンパ腫や自己免疫疾患の診断、病勢判断の血液検査で測定される。
- 樹状細胞
突起を持つ木の枝のような形状をした、免疫系において重要な役割を果たす細胞である。
体内に侵入した抗原を取り込み、その情報をT細胞に伝える「抗原提示」の司令塔として働く。
自然免疫と獲得免疫を橋渡しする存在であり、がん免疫療法などの研究対象としても注目されている。
- 濾胞性ヘルパーT細胞
リンパ節の濾胞において、B細胞の分化や抗体産生を助けるT細胞の一種。
表面にCXCR5を発現し、B細胞領域へ移動して強力な相互作用を行う。
効率的な免疫応答や免疫記憶の形成に不可欠な役割を果たしている。
- 濾胞樹状細胞
リンパ節の濾胞に存在し、抗原を長期間保持してB細胞に提示する細胞。
一般的な樹状細胞とは異なり、免疫複合体を表面に結合させて提示するのが特徴。
B細胞の選択や親和性成熟が行われる胚中心の形成に深く関与する。
- 異物巨細胞
体内に侵入した大きな異物を処理するために、多数のマクロファージが融合してできた細胞。
手術用の縫合糸や寄生虫など、単独の細胞では貪食できない対象を隔離する。
慢性炎症や肉芽腫の形成過程において特徴的に観察される。
- 移植片対腫瘍効果
造血幹細胞移植において、ドナー由来の免疫細胞が患者の癌細胞を攻撃して排除する効果。
白血病などの再発を防ぐ上で極めて重要であり、移植治療の大きなメリットの一つとされる。
一方で、正常組織を攻撃するGVHDとのバランスが臨床上の課題となる。
- 細網細胞
リンパ節や脾臓などの組織において、網目状の構造を作る細胞。
細網繊維を産生して組織の骨格を形成し、免疫細胞の配置をサポートする。
抗原提示に関与したり、免疫応答の場を提供したりする重要な役割を持つ。
- 細胞傷害性T細胞
ウイルス感染細胞やがん細胞などの異常な細胞を、直接攻撃して破壊する細胞。
T細胞受容体で標的を認識し、穿孔素などを放出して細胞死を誘導する。
キラーT細胞とも呼ばれ、細胞性免疫において主役を担う。
- 肥満細胞
粘膜や結合組織に存在し、アレルギー反応において中心的な役割を果たす細胞。
内部にヒスタミン等を含み、抗原の刺激を受けてこれらを放出する。
マスト細胞とも呼ばれ、炎症や免疫応答、寄生虫排除に関与する。
- 自己炎症症候群
自然免疫系の異常により、抗体なしに全身性の炎症が繰り返される疾患群。
周期的な発熱、発疹、関節痛などが特徴で、遺伝子変異が原因となる。
獲得免疫が関与する自己免疫疾患とは、発症の仕組みが異なる。
- 血球貪食症候群
活性化したマクロファージが、自分の正常な血球を食べてしまう病態。
高熱、肝脾腫、血球減少を引き起こし、重症化すると多臓器不全を招く。
感染症やがん、自己免疫疾患などが引き金となり、迅速な治療が必要。
- 血管炎症候群
血管の壁に炎症が起きる病気の総称。
血流が悪くなり、全身の臓器に障害を引き起こす。
ステロイドなどで治療される。
- 貪食細胞
体内の異物や死んだ細胞を取り込んで消化する細胞の総称。
マクロファージや好中球が含まれ、免疫システムの最前線で働く。
生体防御の基本。
- 顆粒細胞
細胞質に顕著な顆粒を持つ細胞の総称、または特定の神経細胞を指す。
小脳皮質に存在する顆粒細胞は、脳内で最も数が多い神経細胞として知られる。
免疫系では、好中球や好酸球などの顆粒球が外敵の排除に重要な役割を果たす。
- 類上皮細胞
活性化したマクロファージが変化し、上皮細胞に似た形態をとった細胞。
結核などの慢性炎症において、異物を封じ込めるための「肉芽腫」を形成する中心的な要素となる。
複数の細胞が融合して多核巨細胞になることもある。
- 食細胞
体に侵入した細菌や死んだ細胞などを取り込み、消化・分解する能力を持つ細胞。
マクロファージ、好中球、樹状細胞などが代表的である。
生体防御の第一線を担う自然免疫において、極めて重要な役割を果たしている。
- 高IgE症候群
血液中の免疫グロブリンEが極めて高値になり、湿疹や反復する感染症を呈する免疫不全症。
黄色ブドウ球菌による皮膚膿瘍や肺炎が特徴的で、独特の顔貌を伴うこともある。
STAT3などの遺伝子変異が原因であることが解明されている。